美容室でカラーしてもらったのに思ってたより暗くなり過ぎてしまって気になります。

染め直すと傷みがひどくなるとも言われました。どうすればいいですか?

 

今よりも髪を明るくするにはダメージがある

残念ながらその美容室で言われているように、髪を今よりも明るくする場合にはどうしてもダメージが出てしまいます。

 

さらに言うと、トーンダウン(髪を暗くすること)をした直後の髪は明るくなりにくいので、通常よりもダメージのリスクがあることは考えておいた方が良いでしょう。

 

最近では『ダメージのでない〇〇カラー』『ダメージ95%カットの〇〇カラー』などありますが、あまりあてにしない方がよく、どんなカラーであっても髪を明るくするにはブリーチ作用が伴いますので確実にダメージは起こります。

 

なるべくダメージをさせずに髪を明るくするには?

今回のご質問のようにカラーリングで暗くなり過ぎてしまった場合は、褪色を促すようなやり方が一番ダメージを抑えながら明るくすることができます。

  • シャンプーを2回以上する
  • 熱めのシャワーで流す

ヘアカラーはシャンプーの度に、厳密に言うと水に濡らす度に褪色していくものなので、上の2つのやり方が効果的です。

 

もちろんやり過ぎはいけませんが、カラーした直後であればあるほど効果的ですので参考にしてください。

 

逆に褪色をなるべく抑えたい方は、カラー当日のシャンプーは避け、毎日のシャワーも頭を洗うときだけ少しぬるめに(38度くらい)にしてあげると良いでしょう。

 

それでも気になる場合は

上記のやり方を試しても物足りない、早く明るくし直したいという方は、ある程度のダメージは理解した上で染め直す事を検討しましょう。

 

よほど暗くしたカラーを明るくする場合でなければ、そこまで深刻なダメージを引き起こす心配もないでしょう。

 

ただ、前にも書いたような『全く傷ませないカラー』を謳っているところは逆に薬剤のスペックに頼り過ぎている可能性もあるので危険かもしれません。