レーヴでカラーをしたら今までよりもカラーの色持ちがすごく良かったです!使っているカラー剤が違うんですか?
カラーの持ちが良かったとの評価を頂けてとても嬉しいです。
レーヴではカラー剤にもこだわっていますが、カラーの色持ちよくするためには「完全発色」ということにこだわっています。
ヘアカラーのメカニズム
かなりシンプルにヘアカラーの仕組みをご説明すると、
ヘアカラーでは2つの化学反応がおきています。
1つめに、髪の毛を明るくするブリーチ作用。
これはカラー1剤に含まれる「アルカリ剤」と2剤に含まれる「過酸化水素」が反応して髪のメラニン色素を分解し、髪色を明るくするのです。
2つめに、カラーの色素を発色させる酸化重合。
こちらはカラー1剤に含まれる「酸化染料」と2剤に含まれる「過酸化水素」が反応して髪の内部でヘアカラーの色味を発色させます。
カラーの色持ちには主に2つめの酸化重合(色素を発色させる)が重要になります。
完全発色がポイント
文字の通りカラーを完全に発色させるということです。
当たり前のことのように見えますが、これができていなければ、その場ではキレイになってもすぐに褪色する可能性があります。
どうすれば完全発色させることができるのか?
答えはとてもシンプル「時間を置くこと」です。
カラー剤は約30分で完全発色できるように設計されているので、それを守ることでキレイな色が長持ちしやすくなります。
優しい選定で
これは実感値でもあるのですが、15年くらい前と今では平均的な髪の強さが変わってきているように感じます。
わかりやすい例でいうと最近の10代の方達って地毛がすでに明るい割合が多いように感じます。
食生活や生活習慣が変わってきているので基本的には全ての年代に当てはまっているのではないでしょうか?
言い換えると全体的に「細く、柔らかい」髪質になってきているように思います。
なのでメーカーが推奨する昔ながらの薬剤選定では過剰な薬剤パワーになる可能性があり、その人の髪質に合わせて調整することが大切です。
ダメージを抑える=色持ちが良くなることに直結するのでこちらもかなり重要なポイントになります。